第1回ブログ：「個」を選ぶ時代へ

第1回ブログ：「会社」ではなく「個」を選ぶ時代へ ― AI時代の開発会社選定基準

これまで開発会社を選ぶ基準といえば、「人数が多いか」「上場しているか」「設立から何年か」でした。

しかしAIの進化が急速に進んだ2025年、開発会社の選定軸は大きく変わろうとしています。それは「どの会社か」ではなく、「誰と仕事をするか」という、極めて人間的な問いです。

Copilot、Cursor、Claude、GPT-4…開発者を支援するAIツールの登場により、エンジニアの差は「技術スキル」よりも「AI活用スキル」へと移り変わりました。もはや高度な設計や実装すら、個人がAIと協働しながら実現できる時代です。

つまり、技術力の“量”で勝負する時代は終わったのです。

これからのエンジニアには、AIを道具として自在に操る能力とともに、UI/UX、API設計、インフラ構築、セキュリティ、データ連携といった“フルスタックな視野”が不可欠です。単に「コードが書ける」だけでは、AI時代の要求には応えられません。

これからの時代に選ぶべきエンジニアとは、「どれだけ話が通じるか」「要望の裏にある意図をくみ取れるか」といった、人間としての対話力を備えた人です。

AIを活用する時代だからこそ、どんなに優れたツールを使っても「人間力」の差が結果を左右するという現実を、私たちは見落としてはなりません。

そんな“個”の力を持ったエンジニアとつながることが、AI時代における最強の開発体制となります。

「個」に依存することには、当然リスクもあります。突然の廃業や病気、万が一の事故など、従来なら開発が中断してしまうような事態もありえます。

しかし今は、AIがそのリスクをも最小化できる時代です。やりとりの履歴、コードの構成、判断の背景などをすべて記録・構造化することで、万が一の際にも他のエンジニアがAIの補助を受けながらスムーズに引き継ぐことが可能です。

規模の大きな会社だから安全というのは、もはや神話です。実際には、「窓口が突然変わる」「外注先が見えない」「プロジェクトがブラックボックス化している」といったトラブルは、大手企業でも日常的に発生しています。

    本当に大切なのは、「個のリスク」にどう向き合うか。そしてそれを補えるAIの力を組み合わせることです。
  

また、サーバー契約そのものも、お客様自身の名義でご契約いただいています。
これは、「提供元の都合でサービスが停止する」といったSaaSにありがちなリスクを完全に排除するためです。

稼働しているサーバーも含め、すべてはお客様自身のコントロール下にある構成を徹底しています。

ビットオン社が構築するシステムは、すべて「お客様が管理者権限を持ち、自由に運用できる構成」を前提としています。

ソースコードも、データベースも、ドキュメントも、稼働しているサーバー自体も、「あなたの資産」です。

SaaSのように、突然サービス終了したり、契約更新を忘れて業務が止まるといったことは起きません。すべての権利はあなたにあります。これは、私たちが何よりも大切にしている価値観です。

    ✅ データはあなたのもの。

    ✅ サーバーもあなたの管理下に。

    ✅ 契約終了や会社都合で、突然サービスがなくなることは絶対にありません。

ビットオン社は、AI＋人間力のハイブリッドを最大の武器に、プロジェクトを伴走支援しています。

    これから開発パートナーを探すなら、「個」が見える会社とつながってください。

    AIが進化するほど、人間的な力を持つパートナーが貴重になります。

「AIがコードを書く」ようになった今、私たち人間が本当に価値を発揮する場面は、“人と人との信頼を築く力”に他なりません。

ビットオン社はこれからも、

を大切にしていきます。