第11回ブログ:AI導入の本当の評価―社内アンケートと運用改善のリアル
📋 アンケートで見える“温度差”
AIを導入しても、「一部の人しか使っていない」「現場が価値を感じていない」といった事態が起こりがちです。
ある企業で実施した導入3ヶ月後アンケートでは、以下のような傾向が出ました:
- 管理職層:効果を実感(工数削減・資料作成支援)
- 一般社員:「よくわからない」「触っていない」が大多数
- IT部門:「導入支援の負荷が高い」と感じていた
🔁 改善アプローチの実例
- 活用者インタビューを通じて“刺さった使い方”を可視化
- 「現場での成功事例」を社内ポータルで特集
- SlackやZulipで「使い方紹介Bot」を設置
- 週1回の“AI活用ヒント配信”を実施
📈 数値で見る改善効果
- 週1利用者が導入前比3倍に
- AIチャットの誤回答率が20%→5%に
- 「役に立つと思う」回答率が43%→79%に
「導入しただけ」で満足せず、“現場の声”をもとに改善することでAIは文化として根づいていきます。
🛠 ビットオン社の改善支援
アンケート設計・ヒアリング代行・改善策の提案といった、現場フィードバック起点のPDCAをサポートします。
経営層の期待と現場の実態を橋渡しするための“可視化と翻訳”も得意としています。
次回は、社内に定着したAI文化を“定量化”していく方法を解説します。