第12回ブログ:AI文化は“測れる”― 定着度を可視化する指標とは
📏 “文化”をどう定量化するか?
AI導入後の定着は「なんとなく良さそう」ではなく、定量的に把握してこそ改善できます。そこで注目されているのが「AI文化スコアリング」です。
📊 指標例(実際の導入企業で活用)
- 週1回以上のAI利用率(全社員のうち何%が活用しているか)
- AI応答の再利用率(誰かの質問が他人に引用・転送された件数)
- 現場からの改善リクエスト件数(自発的なフィードバックの量)
- 部署ごとの活用差(部署別レポートで温度差を見える化)
📈 ダッシュボードでの可視化
以下のようなチャート構成が効果的です:
- 部署別 AI活用ヒートマップ
- 週ごとの利用トレンド(折れ線グラフ)
- 質問カテゴリ別分布(円グラフ)
- フィードバック内容のワードクラウド
定着は“感覚”から“科学”へ。使われているAIは、数字が物語ります。
🚀 ビットオン社の支援内容
ログ取得の設計・KPI設定・ダッシュボード作成まで、可視化を通じた改善サイクルを伴走支援します。
外部レポート共有用に「経営層向けサマリーダッシュボード」も提供可能です。
次回は、AI活用における「セキュリティ・ガバナンス」について解説します。