第3回ブログ：Copilot × Cursor 実践事例 ― AIと共に進化する開発現場

⚙️ 導入から“活用”へ、AI支援の次フェーズ

AIツールの導入は完了した。だが、日常の開発で“本当に活かせているか”という問いに、多くの現場が明確に答えられないのが現状です。

今回は、ビットオン社が実際に行っている開発プロジェクトにおける Copilot / Cursor の具体的な使い方を紹介します。

🧪 Case 1：Python + FastAPI のAPI開発

• エンドポイント定義とリクエスト形式を先に自然言語で記述
• Copilotが自動でFastAPIコードを生成
• 認証やバリデーション処理も提案されるため、手直しで完成

単なる補完ではなく、「思考の下書き」としてCopilotが使われています。

💻 Case 2：Cursorによるフルスタック連携

• Next.js側で画面設計をしながら、Cursorにバックエンド連携コードを質問
• コード間のつながりを維持しながら、双方向的な理解が可能
• GPT-4と連携して動的ロジックも実装を提案

まるで“話せるIDE”。Cursorは開発者の設計意図をくみ取りながら構成を整えます。

✅ 導入成功のポイント

CopilotやCursorを使いこなすためには、以下のような運用文化が鍵となります：

• 設計や仕様も自然言語で整備しておく
• ペアプロ的にAIとやり取りしながら開発する
• 生成されたコードの意図を必ず確認する習慣

🚀 ビットオン社の提案：AIエージェントと共に進化する開発現場

当社では、プロトタイピングやPoCフェーズからCopilotを導入し、Cursorとの併用でスピードと品質の両立を図っています。

AIを活かすための教育や導入支援も行っており、自走できるAI開発体制の内製化支援も可能です。

次回は、情報統合とAI活用を支える「RAG構成 × SSO基盤」の現実解をお届けします。