AIを活用するための基盤は、クラウドかオンプレかを問わず「適切な構成管理」が求められます。その中心にあるのが Docker Compose です。
複数のサービス(LLM、検索エンジン、チャットUI、認証サーバなど)を一括で管理・起動できるDocker Composeは、小規模な自社AI環境に最適な選択肢です。
services:
nextcloud:
image: nextcloud:27
volumes:
- ./data/nextcloud:/var/www/html
ports:
- "8080:80"
keycloak:
image: quay.io/keycloak/keycloak:22.0.1
command: start-dev
environment:
KEYCLOAK_ADMIN: admin
KEYCLOAK_ADMIN_PASSWORD: admin
ports:
- "8081:8080"
vector-db:
image: chromadb/chroma
ports:
- "8000:8000"
langchain-api:
build: ./api
ports:
- "8001:8001"
テンプレート提供だけでなく、実行環境のチューニングやセキュリティ設定まで一貫して支援します。
次回は、個別業務へのAI適用事例(FAQ対応・ファイル管理・社内QAなど)を紹介します。